「塩分の取り過ぎは高血圧の原因になる」
というのは多くの人が知っていると思います。
でも、
『まだ若いし気にしなくて大丈夫でしょ』
『高血圧って言われたことないし』
あまり塩分を気にしている若い人は少ないのではないかと思います。
ちなみに1日の食塩摂取の目標量は(日本人食事摂取基準2020年版より)
15歳以上で
男性7.5g未満
女性6.5g未満
※日本高血圧学会では6.0g未満、WHO(世界保健機関)では5.0g未満
といわれています。
しかし、日本人の平均食塩摂取量は
男性:10.9g
女性:9.3g
かなりオーバーしています。
話を戻しまして、
『若いうちから減塩は必要か』について
結論
必要です
血圧は、あるとき急に上がる訳ではなく、年齢とともに徐々に上がっていきます。
長い間に食べた食塩の量が、加齢による血圧の上昇に影響します。
つまり
年をとってから、高血圧になってから、『減塩する』のではなく
生まれてから今までどれくらい食塩を摂ったか、今後どれくらい食塩を摂るのか
が重要だということ。
そのため若いうちから、毎日少しずつ減塩することが大切です。
特に塩分が多いのは
- ラーメンやうどんなどの麺類&スープ
- 味噌汁
- 干物
- 漬物
- 練り製品
など。
食べてはいけないという訳ではありませんが、少量でも塩分が多いため食べ過ぎないように注意が必要です。