『ひとり暮らしで毎食自炊してるなんて、若いのに偉いね』
とよく言われます。
褒められることはもちろん嬉しい。
ただこの言葉に毎回、違和感を感じています。
「節約のために自炊している」と言う方も、いらっしゃいますが
私の場合、
節約は自炊している結果であって、目的ではありません。
私が自炊をする理由は、
将来、母親になったときに自分の子供に
栄養があって美味しい食事を作ってあげたい
からです。
そのために、今
どんなに忙しくても、栄養のことを考えた食事を毎日作ります。
母親になったときに、忙しいを理由に子供の健康を脅かしたくないから。
食材の組み合わせを考えたり、調理方法を変えてみたり、自炊することで日々勉強しています。
私が料理を始めたのは、ひとり暮らしがきっかけではなく、
もっと前からです。
小学校のときに、家族の誕生日にスイーツを作ることから始まり、中学・高校では部活の試合のときは自分でお弁当を作り、大学生になってからは、家族の分の夕食をほぼ毎日作っていました。
栄養士だから料理をしている訳ではなく、
仕事から帰ってきて、急いで私のために食事を作る母の姿を見て育ったからかもしれません。
女のくせに料理できないって言うのは男女差別だ!
女だからって料理しなきゃいけないのは意味分からない!
という世間の声がありますが、
私は、料理はしなきゃいけないと思います。
上手に作らなくても、
時間をかけなくても、
自分の大切な人の体を、健康を守るために
食べるものは、ちゃんと自分で作ることは大切だと思います。
私が毎日自炊をする理由は
家族の健康を支える食事を作る``かっこいいママになるための練習``
をしたいから
です。