- 理由も分からず、なぜか嫌われている。
- 他の人にはニコニコ話しているのに、自分に対しては口調が変わる。
- 仕事は楽しいけれど、その人がいるだけで憂鬱。同じ空間にいるだけで辛い。
- 関わらなければ楽だけれど、仕事上そんなことは許されない。
人間関係に悩みながら、でも立場上何も言えずに、ひたすら耐えている。
そんな人は世の中にたくさんいると思います。
わたしも入職したときに、こんなことがありました。
当時、日記をつけていたので久しぶりに見返してみて、
こんなことあったな・・・と思いました(笑)
このほかにも、ここでは書き切れないほど、辛い思いや悔しい思いをしました。
「せっかく就職した場所だから。」
「ここで辞めてしまったら、他の道はないかもしれない。」
戦うでもなく、逃げるでもなく、我慢しながら職場に通い続ける毎日。
夢の中でも仕事、ストレスで生理は止まり、友人に会うたびに心配されました。
もともとストレス耐性はある方だとは思っていましたが、
10個以上離れた先輩から、嫌われ続けるのは想像以上に辛いものでした。
でも、入職して半年を過ぎたあたりから、徐々に仕事を覚えてきて、「仕事が楽しい。」と思えるようになってきました。
ただ、先輩がいやだ。人間関係が辛い。
そんなときに、たまたまYouTubeで
「大愚和尚の一問一答」
仏教の視点で相談に応えるチャンネルに出会いました。
”上司から嫌われた・・・そんなときにやるべきこと”
というテーマがあったので見てみることに。
お釈迦様のお話や、大愚和尚さんの経験談など深い話がありました。
上司に嫌われたときの対処法として、
まずは、
「原因が自分にあるとするなら、反省して修正する。逃げずに、どうしてなのかまわりに聞いてみたり、自分と向き合う。」
ただし、
- 気分によって嫌っている
- 嫉妬
- 自分は何もしていないのに、生理的に受け付けないという理由で嫌われている
など、相手に原因がある場合は
[自分は仕事をしに来ている。上司に好かれに来ているわけではない]
ということを忘れない。
自分が仕事において、会社から期待されているパフォーマンス、またはそれ以上のものを会社にもたらそうと思って懸命に働く。勉強して、失敗しても懸命に取り組んでいれば、会社としての評価になる。結果を残していることすら、評価してくれないと言うならば辞めてもいい。(大愚和尚さんのYouTubeでの言葉)
仕事が楽しいのなら逃げる必要はない。
嫌われても、
『自分の態度、仕事の姿勢、結果をもって自分がここに居て良いことを証明する。自分の価値が証明されたとき、この場所を去る。』
自分のやるべきしっかり行い、結果を出す。正しい評価を受けたときに、次に進む。
こんなことができる強さがかっこいいと思いました。
私は、この話を聞いて、一生懸命取り組みました。
そして少しずつ、他の先輩や患者さん(勤務先が病院だったので)から信頼を得て、仕事を任されるようになりました。
そして、この先
3年後、5年後と未来を考えたときに、
ここで私の時間やエネルギーを使うのはもったいないと思い、退職しました。
なにも知らない人は、
「無責任だ」
「せっかく入ったのにもったいない」
「どこ行っても通用しないよ」
と思われるかもしれません。
在職期間たった9ヶ月。
ただし、この9ヶ月で常に自分と向き合い、考え、葛藤し濃い時間を過ごしました。
私は入職したことも退職したことも全く後悔していません。
環境や人のせいにして生きていきたくない。
面接を受けて、入職を決めたのは自分。
採用してくださった病院に感謝して、次に進もうと思いました。
このお話以外にも、
大愚和尚さんのYouTubeを見て学ぶことがたくさんありました。
同じ状況でも、
- 自分が少し考え方を変える
- その場から一歩ずれてみる
- 決めつけない
幅があればあるほど、
深く面白くなっていくことを学びました。
ちなみに本も買って読みました。
悩んでいる方、是非YouTubeで検索したり、本を読んでもらいたいと思います。