「私の友達の中で1番音痴なんだけど(笑)」
「なんで、そんなに音痴なの」
中学生くらいから、
公園で遊ぶとか、コミセン(地域のコミュニティセンター)で遊ぶ
の他に"カラオケに行く"という遊び方の選択肢が増えた。
自他共に認める音痴。
私以上に歌が下手な人に会ったことがない。
(歌下手番組に出ている芸能人とどっこいどっこいくらい)
幸いなことに、私はどちらかというとイジられキャラだったので、音痴な歌でもみんな笑ってノッてくれるから、「音痴っていいポジションだな」とさえ、思っていた。
でも、つい最近、音痴すぎて困ったことがある。
メロディーは分かるんだけれど、歌詞が出てこない、調べたいのに、歌の題名も分からない。
友達にハミングで
「この歌ってなんだっけ?」
と聞いても、
「ごめん、全然分かんない、そんな歌ないよ」
いやいや、絶対知ってるよ!!
だから、これだよ。
一生懸命メロディーを歌ってるのに、
全然響いてない。
このもどかしさに、ピリついた空気が流れる。
私は友達とケンカをすることはほとんどないし、どちらかというと空気をよんで、
気をつかうタイプだけれど、
全然伝わらないことにイライラしてくる
友達は全く悪くないのに。
こういうときは、Siriに聞けばいいんだ!と思って、
メロディーを歌った。
「すみません。よく分かりません」
チキショー!!
音痴すぎて困る。治す気はないけれど。